不動産に関しては、借り換え(いわゆる設定と抹消)、新築建物の登記とその借入に関する抵当権設定(いわゆる追加担保)、相続に関する手続きと登記、商業に関しては、特に会社合併、解散、会社設立、通常の役員変更、取締役会や監査役の廃止や株券不発行、家庭裁判所の手続きで、偶然に立て続けに相続放棄、債務整理は、継続事件のみ、遺言公正証書作成等、ゴールデンウィークでもあり、休みが多いため、業務が集中します。当事務所は、暦通りに業務を行っています。今年の連休、及び今後の連休は、しはらくの間、高速道路は、走りません。
司法書士になりたいので雇って欲しい、司法書士の仕事を教えて欲しい、というお問い合わせが良くあります。仕事量は、急に増えないし、労働保険のこともあるので、たくさんの人を雇うことはできません。司法書士事務所の数は限られているので、司法書士試験を勉強している人は、大変だと思います。
私の場合は、21歳くらいの頃、偶然に宅建の試験を受けた後で、今度は司法書士を勉強しませんか、という広告がどこかから届きました。その時、初めて司法書士という言葉を知りました。その後、卒業年度でもずっと夜は、家庭教師をしたり、別の仕事も継続して、勤労学生でしたので、成績も悪いし、しかも留年中でもあり、就職活動もしないうちに、10月頃になってしまいました。
もう大企業には就職できないので司法書士しかないのか、と単純に思いました。法学部でもないので司法書士なんて、どこかの広告で初めて知ったくらいなので、本を買ってきたら、たくさん覚えることがあり、こんなに記憶できないと思いました。
仕方なく、職安へ行ったり、新聞を見たりしましたが、司法書士事務所職員の募集など全くなかったので、電話帳を見て順番に、『募集していませんでしょうか。』と、20件くらい電話をかけ続けました。受け入れて下さるところは、全くありませんでした。
住宅用家屋の所有権の保存登記若しくは移転登記又は住宅取得資金の貸付け等に係る抵当権の設定登記に対する登録免許税の税率の軽減措置の適用期限を2年延長することとするとされているほか(租税特別措置法(以下「同法」)第72条の2、第73条、第74条関係)ほか、土地の売買による所有権の移転登記等の税率に関する同法72条の軽減の段階的移行措置についても、次のとおりそれぞれ軽減措置を延長し移行の実施時期を遅らせるとされています。
①~H23.3.31 1000分の10
②H23.4.1~H24.3.31 1000分の13
③H24.4.1~H25.3.31 1000分の15