裁判員として登録された場合でも法律の規定により裁判員の職務に就くことができない職種の人がいます。例えば国会議員、裁判官、検察官、弁護士、弁理士、司法書士、公証人、警察職員、裁判所の職員、法務省の職員、公安委員会委員等です。裁判員になられた人は、関わった事件に関して守秘義務があります。裁判員制度を作り上げた人たちは、裁判員として一般の人たちが参加することを制度の目的としたのだと思いますが、いろいろな人がいる社会が一般の人たちの社会です。裁判員になりたくない人、不適格な人もいるかも知れません。守秘義務は、裁判員として当然だと認識しない人も、この社会にいます。
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