当事務所の業務は、26日までで終了いたします。2009年は1月5日月曜日から開始いたします。今年の12月は、例年に比べて、あわただしさがありません。車や不動産の買い控え、無駄な出費をしないよう消費が停滞していることだと思います。原油の価格も下がり、株も下がりましたが、少しずつでも流通が活性化して景気の良い年になってほしいと思います。2009年もよろしくお願いいたします。
12月に入って、製造業等の企業の収益が急激に悪化しています。売上が2割減れば、従業員の給料が支払えない企業も出てきます。不動産を売却しようと思っても年末でもあり、先行き不透明なので、高く売れません。買い控えで社会全体の需要がない限り、企業としては現在もっている余分な資産を売却して、運営経費を削減するしか生き残れないのでしょう。来年の3月までは、人員削減、倒産、再生、破産等のニュースしか出ないと思います。資本力、指導力、実行力のある誰かが、雇用の拡大、新しい事業、産業、特に第一次産業に従事できる事業、福祉事業の報酬増大、いろいろな方面から緊急に立ち上げていただきたいと思います。
本年11月28日名簿に登録された裁判員候補者に対して名簿記載通知が裁判所から発送されました。通知が届けば、裁判員として出席する覚悟が必要ですが、裁判所のホームページ裁判員Q&Aを見ても、年齢のこと、辞任したいこと、仕事が忙しい、説明があるのか、返信しない場合どうなるのか等、1000件、1万件以上のわからないこと、判断することがむずかしいことがいっぱいで聞かれてもすぐに判断できないのでQ&Aの項目がたくさんあるのだと思います。裁判所がそれらの疑問、質問に100パーセント公平に判断して処理することは、できないと思います。それでも我々は、制度の理解も、法律の解釈も良くわからないけど、一応裁判に出席して、答えを出していくことになるのでしょう。裁判員として努力する人、しない人、良い人、悪い人、若い人、老人もいるし、1年経過すれば、裁判員制度の先が見えてくるでしょう。